竹野鮮魚　鮮魚主婦ミサ姐です

今日は、先日掲載された西日本新聞をご覧になったお客様が
ご来店くださいました。


「新聞見たよ。おばあちゃんがリヤカー引っぱってらしたのね。
　あれだけで、涙でそうやったよ。」

「私、Ｙ病院の調理場にいたから、あなたの事知ってたの。
　見てたのよ。お父さんの看病を・・・
　一人でよく頑張ったよね〜。嫌な顔ひとつせずに、
　ごはんも食べさせてあげてたよね〜。
　仕事しながら途中で抜けてきてたでしょ？」

父の最期をお世話になった、古い小さな病院だった。

誰も気づいてなかった、誰からも褒めてもらわなかった、
その姿を、ご存知だったなんて・・・？！！

それだけで嬉しくて、、、動揺して、、、。

精一杯の笑顔で
「また今度、ランチでも食べに来てくださいね！」って
言ったのに。。。

彼女の一言で、我慢してた涙がこぼれてしまった・・・



「あなたが載ってる新聞、うれしくてね。
　綺麗に切り取ってスクラップしてるのよ。」

ありがとうございます。。。
ありがとうございます。。。

私はなんて幸せもんだろう。
温かくて嬉しくて、心が震えた今朝の出来事でした。