2012年08月20日

被災地からの手紙

こんにちは
竹野鮮魚 鮮魚主婦ミサです♪

今日、一通のお手紙が届きました。
それは…。
以前、「長崎だより」でのプレゼント企画でご当選なさったK様。
現在、石巻の仮設住宅でお暮しです。
お礼の暑中見舞いのハガキが届いたのをきっかけに、
ハガキのやりとりをするようになりました。

「K様。命があって、当店の鯖の燻製を食べていただけた事、
 本当に嬉しいです。ありがとうございます。」

そして今日、
十月に古希を迎えられるという彼から、こんなに達筆なお手紙。

まるで学生時代の文通みたいにワクワクしながら、開封してる私^^;

DSC_0170.JPG

「先日は丁寧なハガキを頂き、なんかジンときております。
 妻と二人、なんとか津波からは生きながらえました
 悲しいことで全国的に有名になった、かの大川小学校のOBでもあります。
 数えきれない位多くのいとおしい人達を津波の野郎がさらってゆきました
 ともすると折れそうな心を皆様の善意に支えられながら
 少しずつ前を向いて生きてます」


そして、、数年前に入選なさった『日本一短い手紙』に
今年も投稿されたそうで、それも同封されていました。


・我が仮設 ときどきカエルも訪れて

・我が母校 大川小学校の跡地にて 
 ピースサインで写真撮る人もいて 盆の入り

・街消えて 電柱二本残りおり

・我が田んぼ 今は白波の押し寄せて

・失った心の復興 はかどらず

・なんとなく ただなんとなく 生きてます

・想い出は みんな流れて カナダ沖

・ひまわりの うつむいて咲く ガレキ地に



涙が止まらなかった・・・
被災地の方々は、想像もつかないほどの
どれだけの想いをされているんだろう。。。

同じ日本で、こんなに近くで、、、、









posted by 竹野鮮魚 at 21:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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