ランチもできる魚屋 竹野鮮魚です。
これは先週のお話。
いつも一人でランチに来られる70代後半の元気な彼女。
常連さんだからって、名前を聞くこともなく、、
ゆっくりお話しするでもなく、顔見知り程度.
小浜からバスでいらっしゃってて
「諫早に来た時には、ココに寄るとが楽しみやっけん。」
と、大好物の《湯せんべいの耳》をお土産にいただいたりする。
先週の金曜日,
いつも通りランチを食べながら
「銀行のさ、開いてなかとけど、、、なしてやろか?」と
不思議そうに尋ねられた。
え?平日なのに???
そっか!
銀行にはお昼休みが導入されたんだった!
「ATMなら開いてるとけどね〜・・」と言うと
「そがんと、できんもん。 いつも通帳と印鑑やけん。」
不安な表情が見え隠れする。
「じゃ、12時半までココで待ってたら?」
「でも・・高来町の友達に何年かぶりに会いに行くとさ。
約束してると。12時10分のバスで。」と、
食べ終えてレジに1000円札を差し出された。
そして、、、心細そうに・・
「1000円しかなか・・」と小さな声の呟きが聞こえた。
何年かぶりの友達と、そんな気持ちで会いたくないだろうに・・。
思わず、レジから¥1000札を3枚とって彼女の手に渡した。
「次来るときでよかけん!貸しとくけん。」
瞬間、驚きと共にパァっと笑顔になった彼女は、
安堵と申し訳なさと色んな感情が入りまじって
「ありがと。ありがと。ほんとに良かと?」と
何度も頭を下げてお店を後にされた。
そして今日、お饅頭のお土産と¥3000を持って
月曜日のランチ一番乗り!
「ありがとねー。おかげで助かったとよ。楽しかった〜!
ほんと、こが〜んしてくれるとこなんて、なかばい。
嬉しかったー!」
わざわざ小浜からこのためだけに来て、バスで帰っていかれました。
これは先週のお話。
いつも一人でランチに来られる70代後半の元気な彼女。
常連さんだからって、名前を聞くこともなく、、
ゆっくりお話しするでもなく、顔見知り程度.
小浜からバスでいらっしゃってて
「諫早に来た時には、ココに寄るとが楽しみやっけん。」
と、大好物の《湯せんべいの耳》をお土産にいただいたりする。
先週の金曜日,
いつも通りランチを食べながら
「銀行のさ、開いてなかとけど、、、なしてやろか?」と
不思議そうに尋ねられた。
え?平日なのに???
そっか!
銀行にはお昼休みが導入されたんだった!
「ATMなら開いてるとけどね〜・・」と言うと
「そがんと、できんもん。 いつも通帳と印鑑やけん。」
不安な表情が見え隠れする。
「じゃ、12時半までココで待ってたら?」
「でも・・高来町の友達に何年かぶりに会いに行くとさ。
約束してると。12時10分のバスで。」と、
食べ終えてレジに1000円札を差し出された。
そして、、、心細そうに・・
「1000円しかなか・・」と小さな声の呟きが聞こえた。
何年かぶりの友達と、そんな気持ちで会いたくないだろうに・・。
思わず、レジから¥1000札を3枚とって彼女の手に渡した。
「次来るときでよかけん!貸しとくけん。」
瞬間、驚きと共にパァっと笑顔になった彼女は、
安堵と申し訳なさと色んな感情が入りまじって
「ありがと。ありがと。ほんとに良かと?」と
何度も頭を下げてお店を後にされた。
そして今日、お饅頭のお土産と¥3000を持って
月曜日のランチ一番乗り!
「ありがとねー。おかげで助かったとよ。楽しかった〜!
ほんと、こが〜んしてくれるとこなんて、なかばい。
嬉しかったー!」
わざわざ小浜からこのためだけに来て、バスで帰っていかれました。