2016年12月12日

麻布いわ田 魚魚物語

10年前、
オレンジページで取材していただいた際に、
カメラマンの方から
「上京する事があったら行ってごらん。」と手渡された一冊の本。

麻布の鮮魚店いわ田 店主著の
『麻布いわ田 魚魚物語』
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故向田邦子さんや、総理大臣夫人などの自宅の鍵を預かって配達されるほど信頼されてるご夫妻で、
まだお店を継いだばかりの私には
とても参考になった本だった。

細やかな描写で、店主夫妻の人となりが伝わってきて、いつかはお会いしたいとずっと思っていたのだ。
あの頃、必死すぎて上京なんて考えてもいなかったっけ。(今では、逆にそれが不思議なくらいだけど、、😅)

そして、、
先日、上京した際にやっと行く事ができました!!
べらんめぇ口調でのご主人に、長崎からたずねてきた事を告げると、とても喜んでいただいて、先に帰られた奥様に会わせたかったのに、、と残念がられて。
上質の魚を少しだけ仕入れるスタンスで、ネタケースがすっかり空っぽだったのも残念💦
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まな板の横での執筆活動や、手伝っていた息子さんが会社員になった話、
ハウステンボスへの旅行の話しなど、、
小一時間もお邪魔したかなぁ??

本の主人公は、とても気さくで
ダンディなおじさまだった。
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帰り際、「こう言っちゃ、かっこつけてるみてえだけど、まあ、、くたばるまでやるからな!」って言われた言葉が
とてもたのもしかった。


上質高級な鮮魚店。いわ田
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もし、、行かれる事があったら
竹野鮮魚のみさ姐が、よろしく!って
伝えてくださいね。在京の皆さん😉✌🏻
posted by 竹野鮮魚 at 17:29 | 日記